youtubeで公開された動画を見た世界中の飛行機ファンが
「まるでガンダムのようだ」!と、大興奮したB787。
このボーイング787とは、米・ボーイング社が開発した次世代中型ジェット旅客機であり、
今までは大型ジェット機でしか飛べなかった距離でもこの787であれば飛行可能となりました。
最新技術が惜しみなくつぎ込まれたおかげで、従来の旅客機より窓も格段に大きく、
機内も快適になりました。
おまけに喉がカラカラになったり、耳がツンとしたりしません。
そんな一度は絶対に乗りたい「ボーイング787」の魅力と秘密を
現地シアトルでの撮影、セレモニーから世界初就航便へ搭乗した
航空写真家チャーリィ古庄氏が実際に見た、聞いた、感じたことを
豊富な写真とともにお伝えします!
==========・目次・==========
●見る！
テイクオフ ⇒ いざ、青空へ。日本の、世界の空へ
ランディング ⇒ 787だ。飛来する姿に胸がときめく
フライト ⇒ 大空を見上げ、大きな翼を実感する
ライトアップ ⇒ 787には、どの色がお似合い？
エクステリア ⇒ シャープなフロントフェイスに見とれる
インテリア ⇒ きれい、広い、高い。機内の第一印象
シアトル工場 ⇒ すごいッ！こんなに広いなんて
納入セレモニー ⇒ 日本語で「オマタセシマシタ」
●新しい！
カーボンボディ ⇒ 全重量の50％以上にカーボン使用
エンジン ⇒ 波形のシェブロンノズルで騒音カット
長い翼 羽ばたく！ ⇒ 美しくしなやかな翼
機体灯火 ⇒ 飛来の目印になる白く明るいHID
コンフィギュレーション ⇒ ANA運航の787-8は210～250席
最新コクピット 1 ⇒ 視野が広がり明るく開放的
最新コクピット 2 ⇒ 液晶画面6つのグラスコクピット
照明・シート・トイレ ⇒ 1号機は天井が虹色に輝いた
広い機内 ⇒ 767より幅で80cm、高さで20cm広い
大きい窓 ⇒ 従来の機体よりもタテに1.3倍拡大
快適な湿度・予圧 ⇒ お肌にもノドにもやさしくなった
●乗りたい！見たい！
どこで見られる ⇒ 羽田・広島・岡山の展望デッキが確実
787の乗り方 ⇒ 羽田～岡山／広島からスタート
787運行路線 ⇒ 国際線は羽田～フランクフルトから
キャビンアレンジ ⇒ エコノミーにもやさしい787
●乗った！
成田セレモニー ⇒ ボーイング787の一番フライト
乗務員会見 ⇒「完成度が高い」操縦フィーリング
初搭乗 ⇒ 機内に漂う“新車の香り”
機内サービス ⇒ CAも｢今日はお祭りですから」
香港初フライト ⇒ 初便の所要時間は4時間10分
●知りたい！
開発の経緯 ⇒ 2004年に「7E7」として開発スタート
787開発年表 ⇒「ドリームライナー」の歩み
開発の遅れ ⇒ 2008年・北京オリンピックに間に合わず
強度試験機 ⇒ 飛ぶことなく開発に貢献する機体
787初号機 ⇒ ボーイングの特別塗装で2007年登場
787 2号機 ⇒ ANAのトリトンブルーでテスト飛行
787テスト機 ⇒ シンプルなボーイングカラーの3～6号機
ANA特別塗装 ⇒ 納入の1号機、2号機のみに施された
日本航空 ⇒ 納入時の尾翼は鶴丸塗装になる
エアインディア ⇒ 塗装も数機は完了。早期納入か
ロイヤルエアモロッコ ⇒ アフリカで最初に納入予定
ユナイテッド航空 ⇒ 北米初の運航会社はUNITED
●もっと知る！
完成までの工程 ⇒ 旅客機ができるまでの流れを知る
パーツ生産・運搬 ⇒ 日本からの四大メーカーが大活躍
787の工場 ⇒ ギネス認定「世界最大の建物」
787専用輸送機 ⇒ 夢を運ぶ｢ドリームリフター｣
飛行テスト ⇒ テスト機9機の飛行回数は1856回
●さらに知る！
比べて分かる787 ⇒ なるほど、納得！ 787の先進性
787派生型 ⇒ 787-8の胴体を長くした787-9
787受注状況 ⇒ 新時代のベストセラー機になった！
ショールーム ⇒ お客様、どんな内装にしましょうか
開発中の旅客機 ⇒ ホンダ・ジェット、MRJ…夢は続く
【著者】
・チャーリィ古庄(航空写真家)